初音ミクを Mac で使う方法として、Parallels や CrossoverMac を利用する手があるが、どちらもソフトウェアを購入しなければならない。しかし、「CrossoverMac の基となる Wine が有効であれば無償で初音ミク動作環境を用意することができる。」と、以前考えた。
が、Wine インストールが面倒そうだったので敬遠してきた・・・あの動画を見るまでは・・・
早速、「MikuInstaller」をダウンロードさせていただき「初音ミク試用版」インストールを試みる。
Wine で必要となる XCode や X11 などは既にインストール済みだ。
しかし、うまくいかない。Tiger だからか?
X11ウィンドウがいつまでたっても開かない。
いろいろと試し、付属のシェルを使ってのビルドも試みた。
なんとか Wine コンパイルまで進めたがコンパイルエラーがでる。
挫折感が漂い始めた。
「MikuInstaller」を諦め、普通にWineをインストールことからやることにした。
サイトを物色し、「How to Install Wine on Mac OS X」を参考に MacPorts そして Wine のインストールをする。
手順は簡単なのだがコンパイルに1時間くらいかかり、インストールはできた。
が、Wineを実行してもX11ウィンドウが出てこない。
再インストールやいろいろやってるうちに、"open-x11 wine" (このwineはとりあえずな感じ)でターミナルから X11を起動したあとに "wine winecfg"を実行するとウィンドウが表示され・・・でもウィンドウの中身真っ白!どうしても真っ白。
また、暗礁に乗り上げる。
また海外の関連サイトを探す。見つからない。
そんな中、Wine の最新バージョンがリリースされたことに気付く。
MacPorts で Wine 1.0 rc2 から rc3 へアップデートすると、やっとウィンドウ中身も表示された。WinXP からコピーしてきた notepad.exe も動いた。
とりあえず、初音ミクインストールへの道を一歩進むことができた。
次は、ミクインストール前に「X11で日本語入力の実現」をしたい。
notepadで日本語入力できなかったから・・・