OS起動するもののログインパスワードが判らず使えない。
「パスワードのヒント」を手がかりにいろいろ試したがダメ。
じゃあ、パスワードをリセットしようと公式ページにある手順を試みる。
Mac の電源を入れて、すぐに「command (⌘) + R」キーを長押し
すると鍵マークとパスワード入力欄が中央に。
チキショウ、ファームウェアパスワードが設定されているのか!
ファームウェアロックがかかっていると、
パスワードのリセットどころか、
別ドライブから起動とか、OS初期化とかの手段も使えない。
いわゆる文鎮化。まさにジャンクだった。
パスワード探しも諦め、ファームウェアロックの解除方法を探す。
すると、iMacやmacbook airとかの解除動画がyoutubeにあるではないか。
CMOSチップを書き換えたり、交換したりすれば解除できる。
でも、ハンダ付されているCMOSチップを外す方法はやりたくない。いや無理。
チップを外さずに書き換える方法は...あった!macbookだけど。
Mac miniでもできるのでは?とツールをAliExpressで漁る。
mac専用のツールが2万円以上の値段で売られていたが
できるかわからないし、あまりお金はかけたくない。
あまり安すぎても信用度低く感じるので、2千円くらいのをチョイス。
ダメもとで、できたらラッキー的な考えで。
セットアップはインド人?のyoutube動画を参考にした。
CMOSチップはファンの下にあるけど、
Mac miniの解体はめっちゃ最小限で済んだのが幸せだった。
チップへのアクセス写真(横着してWi-Fiアンテナやファンはコネクタ繋いだまま)
書き換えるCMOSチップはMX25L6406E
1発目からRead成功!これはいけるのでは?
と思ったが、バイナリエディタで変更しWriteしようとしたらエラー。
そこから、いろいろ試したり繋ぎ直したりしたができずに1日目終了。
2日目も惜しい感じはあるのだが成功に至らず。
3日目、心もとないPDFマニュアルを読み返す。
25系はEraseしてからWriteしろだって。でもそれも試したんだけどなぁ。
PCは前日まで使っていたノートがなんかおかしいので、別のノートPCで挑む。
そして、PCを変えたのが良かったのかWrite成功!
これでファームウェアロックか解除になったはず!
Mac miniを仮組みして option + command + P + RでPRAM をリセット(ハードウェアロックが有効だとコレもできなかった)
command (⌘) + R でもパスワード入力なしで「mac OS 復旧」メニューに行けたよ!
あとはターミナルで resetpassword を実行しログインパスワードを再設定。
再設定したパスワードで無事、既存のmacOSにログインできました。
覗いてみると、個人ファイルが残ったままで、
ダウンロードフォルダに何やら
「女性がバスルームで...」な画像が複数あるんですが。