Mac って何?それって美味しいの?

マイコンと呼ばれた時代から現在まで、使用記から何から何でも。

Mac mini Core i5 Late 2014 のファームウェアロックを解除する

ヤフオクで手に入れたジャンクの Mac mini

OS起動するもののログインパスワードが判らず使えない。

「パスワードのヒント」を手がかりにいろいろ試したがダメ。

じゃあ、パスワードをリセットしようと公式ページにある手順を試みる。

Mac の電源を入れて、すぐに「command (⌘) + R」キーを長押し

すると鍵マークとパスワード入力欄が中央に。

チキショウ、ファームウェアパスワードが設定されているのか!

ファームウェアロックがかかっていると、

パスワードのリセットどころか、

別ドライブから起動とか、OS初期化とかの手段も使えない。

いわゆる文鎮化。まさにジャンクだった。

 

パスワード探しも諦め、ファームウェアロックの解除方法を探す。

すると、iMacmacbook airとかの解除動画がyoutubeにあるではないか。

CMOSチップを書き換えたり、交換したりすれば解除できる。

でも、ハンダ付されているCMOSチップを外す方法はやりたくない。いや無理。

チップを外さずに書き換える方法は...あった!macbookだけど。

Mac miniでもできるのでは?とツールをAliExpressで漁る。

mac専用のツールが2万円以上の値段で売られていたが

できるかわからないし、あまりお金はかけたくない。

あまり安すぎても信用度低く感じるので、2千円くらいのをチョイス。

ダメもとで、できたらラッキー的な考えで。

 

セットアップはインド人?のyoutube動画を参考にした。

CMOSチップはファンの下にあるけど、

Mac miniの解体はめっちゃ最小限で済んだのが幸せだった。

 

チップへのアクセス写真(横着してWi-Fiアンテナやファンはコネクタ繋いだまま)

書き換えるCMOSチップはMX25L6406E

 

1発目からRead成功!これはいけるのでは?

と思ったが、バイナリエディタで変更しWriteしようとしたらエラー。

そこから、いろいろ試したり繋ぎ直したりしたができずに1日目終了。

2日目も惜しい感じはあるのだが成功に至らず。

3日目、心もとないPDFマニュアルを読み返す。

25系はEraseしてからWriteしろだって。でもそれも試したんだけどなぁ。

PCは前日まで使っていたノートがなんかおかしいので、別のノートPCで挑む。

そして、PCを変えたのが良かったのかWrite成功!

これでファームウェアロックか解除になったはず!

Mac miniを仮組みして option + command + P + RでPRAM をリセット(ハードウェアロックが有効だとコレもできなかった)

command (⌘) + R でもパスワード入力なしで「mac OS 復旧」メニューに行けたよ!

あとはターミナルで resetpassword を実行しログインパスワードを再設定。

再設定したパスワードで無事、既存のmacOSにログインできました。

 

覗いてみると、個人ファイルが残ったままで、

ダウンロードフォルダに何やら

「女性がバスルームで...」な画像が複数あるんですが。