私が学生の頃、
「学校で処分するパソコンがあるから、持っていかないか?」
と声をかけてもらった。
パソコン・・・ FM-7 だ。
複数台あったが、ディスプレイとセットで1組だけ持ち帰った。
当時は、DOS/V機が全盛期の頃である。
FM-7 は、もはや使い道がなかった。
その頃、私が気に入っていた、かわいい友達(女の子)が、情報処理の専門学校へ入学すると聞いた。
彼女はパソコンを持っていなかったので、キータイピングの練習にでも~と、その FM-7 を譲ってあげることにしました。
夜、彼女の自宅の部屋に行き、設置から簡単な説明までした。
パジャマ姿の彼女を見れたことが、その FM-7 の功績だった。
マイコンBASICマガジン 昭和58年10月号 電波新聞社 定価300円